メーカー:Royal Copenhagen(デンマーク)
サイズ(おおよそ):直径18センチ
付属品:オリジナル外箱、説明書なし
コンディション:ヴィンテージ☆☆☆☆
1775年、王室の援助を受け開窯したRoyal Copenhagen(ロイヤル コペンハーゲン)は240年近い歴史を持つ、デンマークを代表する陶磁器メーカーです。1889年にはパリ万国博覧会でグランプリを受賞するなど、その後も数々の賞を受賞し、現在では日本をはじめ世界中に多くのファンが存在します。中でも1908年から現在まで一枚も欠かすことなく毎年制作・販売されているイヤープレート(クリスマスプレート)は伝統のあるシリーズで、コレクションとしても大変人気が高くなっています。
こちらは「Watching the Birds」( 鳥を眺めて )というタイトルのついた、2001年のイヤープレートです。木の実の少なくなる冬の時期、庭木に餌を置いて小鳥達に与えるという北欧の優しい風習を描いたもの。デンマークの冬は寒く長いため、多くの生物が餌を探すのに苦労します。クリスマスの飾り付けがされた窓辺にいる少女とネコが、餌をついばむ外の小鳥達の様子を眺めている光景が描かれています。
幻想的なコバルトブルーの色は、日本の有田焼(伊万里)の影響を強く受けていると言われています。職人の手により1枚1枚絵付けされていますので、絵付けの濃淡・表情がそれぞれプレートによって多少異なりますが、またそれがRoyal Copenhagenのイヤープレートの特徴とも言えます。焼く前の白いプレート全面に一度青い粉をのせ、その粉を削り取り、吹き飛ばし白い面を出すという技法で立体的に絵が描かれています。毎年その年の生産が終ると型版を壊し、追加製造はしない貴重な商品です。そのため、過去のイヤープレートの価値が上がっているものもございます。
王冠と三本の鮮かなプルーの波型ラインが特徴であるRoyal Copenhagenのトレードマーク。王冠は王室御用達を意味し、三本の波線はデンマークを取り巻く海峡、大スンド海峡、大ベルト海峡、小ベルト海峡を表しています。壁に吊るして飾れるように、絵皿の裏には紐を通す穴が2カ所ございます。
こちらのイヤープレートは全体的に目立ったダメージはなく艶やかなコンディションですが、製造から長い年月が経過した商品です。細かなキズや経年による風合いの変化などがある場合もございます。長い歳月を経てきた独特の風合い・味とご理解頂けたらと思います。商品の状態について気になる点など、詳しくお知りになりたい場合は必ずご注文前にメールにてお問い合わせ下さい。
デッドストック・アンティーク・ヴィンテージ・ブロカント商品は、状態によって5つのランクに分けコンディション欄に記しています。
【コンディション詳細】
☆☆☆☆☆ (未使用)
デッドストックや未使用品でダメージがほとんど感じられない、新品又は新品同様のもの。
☆☆☆☆ (とても良い)
未使用ではありませんが使用感はさほど感じられず、大きなキズのない無い綺麗な状態のもの。
☆☆☆ (良好)
若干の使用感、キズ、変色などのダメージのあるもの、しかし全体的には綺麗な状態のもの。
☆☆ (少々難あり)
目立つ使用感、ダメージはあるけれど、使用可能なもの。
☆ (難有)
目立つキズ、汚れ、欠けなどがあり、使用困難なもの。観賞用、ディスプレイとしてお楽しみ下さい。